2017年9月26日火曜日

岡山大学:教育と民主主義受講生募集!

昨年度から岡山大学の非常勤講師をさせてもらっています。
月2回という変則な授業。
10人前後の多様な学部・学年の学生のみなさんと、岩淵先生と楽しんでやっています!

3ターム目のテーマは「教育と民主主義」
政治や市民参加に関心のある人だけではなく、教育関係の皆さんにもぜひお越しあれ!!
(単位いらないけど関心あるって方のもぐりももちろんOK!)
また、他大学の方も大学コンソーシアムでの授業なので、単位がつくはず。
講義名は 実践デモクラティックラーニング
講義番号は 912064
月曜日 1620~1830 (月2回)

せっかくのタイミングなので、授業内では総選挙にあたっての教育などに関しても話す予定です。

また、これまでの授業内容の一部を記事にしていますので参照ください。
実践デモクラティックラーニング(1) 街を起点とし、民主主義を考え実践する岡山大学での授業|原田謙介|日経カレッジカフェ | 大学生のためのキャリア支援メディア




結局有権者は選挙の時も自由ではなく奴隷なのか?!

安倍首相が先ほど解散にあたっての会見を行った。
解散総選挙へと踏み切った理由として以下のように述べている。

ツケを未来の世代に回すようなことがあってはならない。「人づくり革命」を力強く進めていくためには、その安定財源として、再来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによる財源を活用しなければならないと私は判断いたしました。
有権者の一人として、非有権者(17歳以下やまだ生まれてきていない人たち)に恥じない選挙への関わり方をしたいと思う。

【消費税が”争点”の選挙が続く】

前回の選挙の際と合わせて消費税増税分の使途に関して振り返る。
2014年11月に、17年4月まで1年半増税延期すると表明

2014年12月の衆議院選で自公が勝利

2016年6月に増税再延期を表明

2016年7月の参議院選挙にて自公が勝利

2016年11月に増税の時期の再延期やその際の軽減税率の導入が国会で決定

2017年9月25日 増税の際の使途の変更を表明

消費税増税に関しての内容の変更なので、国民に信を問うというわけだ。
過去2回の安部首相時代の国政選挙と似たような枠組みだ。
もともとは、増税分の多くは財政健全化のために使うと示していたものを全世代型の社会保障に使うということだ。

【消費税に関する変更を問うことが選挙なのか!?】

しかし消費税に関する変更を問うことが選挙なのか?
選挙は、直前の選挙からの期間の評価と、今後の国の展望に関して有権者が判断する機会だ。
急な解散により野党はおろか与党の中でも政策がまとまっていないようである。

国民の皆様の支持をいただき、新しい経済政策パッケージを年内に取りまとめる考えであります。
と安倍首相自身もこのように述べている。
本来なら、このような政策パッケージが国会の中で一定程度の議論をされ、与野党の違いや政策の長短が明らかになったうえで、選挙になるべきではないのか!?
あるいは、出された公約についてせめて選挙戦の中で議論がされるべきではないのか!?

しかしながら、今年の国会を振り返ってみても、森友・加計問題のような話ばかりで、国家の将来を論じるような論争が十分にあったとは思えない。
すくなくとも自分の記憶には残っていない。


【やはり、選挙の時も主人は政治家であり、有権者は自由ではない】

ルソーが社会契約論の中で以下のように述べている
イギリス人民は、自分たちは自由だと思っているが、それは大間違いである。
彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、彼らは奴隷となり、何ものでもなくなる。
しかしどうだろう?論争のないままの解散。そして解散を機に離合集散が繰り返される政党・政治家。
有権者は選挙の時も決して自由ではない。受身でただただ決められた時期に、提示された選択肢の中から一つを選ぶことしかできない。

自分は、選挙以外の政治参加の必要性をかねて訴えてきている。
もちろん、選挙の際に投票することは民主主義において、重要だが「民主主義=選挙制度・多数決」では決してない。
「話し合い・議論」「多様な意見が議論の場に載ること」。そんなことが今の日本の選挙戦においては見受けられない。

【今後の各党の公約と論争を注目したい】

ぜひ、各党には一日でも早く自党の政策をだしていただき、他党との違いを積極的に論じていっていただきたい。
自分は、少しでも多くの論点が生まれ、その論点が有権者に届くようにやっていきます。
何もわからないまま「投票にいこう」ってのは言いたくない。

2017年8月23日水曜日

総務省より「主権者教育アドバイザー」に任命いただきました

【全国の首長、自治体職員の皆さんへ】
総務省より「主権者教育アドバイザー」という肩書!?をいただきました。
今年度よりの新設の役割りです。


各自治体が行う主権者を育てる施策について一緒に策定・実施を行っていきます。
単発だけでなく計画づくりや部署を超えた連係なんかまで踏み込めるものかと思っています。

「選挙管理委員会が単発で啓発企画を行う。」
とか
「とりあえず出前授業を1回やってみる。」
を超えた重層的な取り組みを作っていければと思います。

関心ある方は総務省に問い合わせてみてください!!
費用は総務省が持ってくれるようですw

色んな自治体とご一緒できれば幸いです。

2017年8月21日月曜日

政治が水族館から学ぶこと。市民の先入観を壊し本質を伝えるのか。

実は水族館に行くのが好きである。
といっても年に何回か行く程度だけど、行くと丸1日いれる。
よくガイドブックなんかには午前中水族館→午後から別の観光地とか書いてあるけどとんでもない。
もったいなさすぎる。
各生き物の動きはいくら見てもあきないし、なにより各おり・水槽にはってある生き物の説明をきちんと読むだけでも半日はかかるんじゃないかな!?

そして、最近思うのが、自分がやっている「若者と政治をつなぐ」をコンセプトにしている活動(NPO法人YouthCreate代表として)が水族館・動物園から学ぶことが多い事。


<水族館ガール>というシリーズから多くを学ぶ。


水族館ガールという小説があり、現在第4作まで出ている。
NHKでもドラマ化されたので知っている人もいるかもしれないが、タイトル通り水族館で働く女性の奮闘記を書いた物語だ。
主人公はもともと水族館なんて関心がなく、市役所からの出向で水族館行きが決まり、なにがなんだかわからない状況で奮闘するというもの。

この物語から学ぶのは
「専門家が素人に対して行うコミュニケーションの2つの難しさ」だ。
この2つの壁についてラッコに関する章の物語から”ネタばれ”にならないように気をつけながら紹介する。

難しさ1:先入観の壁

2017年8月8日火曜日

高校生とやま県議会の講師として2年連続呼んでいただきました。

【第2回高校生とやま県議会の講師として】
富山県教育委員会主催の高校生とやま県議会の講師として昨年に続き読んでいただきました。富山県内の色んな高校から2年生が計40人ほど参加。

大きく5つのテーマに分かれて今後数回の集まりを経て、政策提言を作っていくとのこと。
おれの役割は、初対面の参加者同士が話しやすい雰囲気を作りながら、政治を身近に感じてもらいながら、政策を作るってことがどういうことかを知ってもらうってとこでしょうか。



合意形成や街づくりのグループワークも交えつつ実施し、楽しい時間でした!!
2年連続呼んでいただけるのはうれしい限りです。
※グループワークの写真は自分の次のプログラムの最中の様子です。

富山県は、子どもとやま県議会や富山県青年議会(なんと60回やっている)を以前より進めていて階段状に若者が県政に触れる機会を作っていてすごいなと。

ちなみに、富山市はコンパクトシティをがんがんに進めている街。
路面電車は新幹線の駅の中に入ってきて、駅の北側の路線はさらに延伸の計画があり、
シェアサイクルもしっかりとある。


戦争の際に空襲にあい、復興を進めているなかで碁盤目状の整然とした街にしたこともあり、もともとまとまった街であるという利点をいかしていくのかな!?
岡山市の今後にも大いに参考になりますな。