2013年6月26日水曜日

安倍総理の会見とネット選挙解禁に関してのOneVoiceCampaignの効果

参院選まであと一週間。いよいよ、インターネット選挙運動解禁。

そんなタイミングで、安倍総理がインターネット選挙運動解禁に関して内閣府の動画で語っている。


ネット選挙運動解禁 安倍総理メッセージ-平成25年6月26日 



で、何がすごいかというと、安倍さんがこの動画の中で、
OneVoiceCampaignについて言及。(41秒ぐらいから)
さらには昨年5月のOneVoiceサミットの様子や、メンバーのネット選挙解禁へのメッセージボードなども取り上げられている。

この動画に関して、2個の相反する気持ちを持ったので、書いときます。


1.OneVoiceCampaignの活動の意義を認識した。

要は嬉しかったってことw
OneVoiceは去年の4月からインターネット選挙運動解禁にむけて活動をしてきた。
去年の4月は「インターネット選挙運動」なんて、メディアの中でも、ネットの中でも、永田町の中でも全く話題になっていなくて。

そんな中、色々と企画してしかけて解禁までもっていった。

でも、「OneVoiceが解禁にどれぐらい貢献したと思う?」って聞かれると
「少しは。各党の賛成派の議員の後押しになったかな」ってな感じで答えてた。

もちろんOneVoiceのメンバーの中でも評価は分かれていて、ほかの大体の主要メンバーは
影響力がもっと大きかったと思っている。

そんな中、こうやって国のトップが、公式の広報で、
  「たとえば『ワンボイスキャンペーン』というムーブメントは、著名人や国会議員も巻き込みながら、世の中の気運を大いに高めてくれました」

 なんて発言してくださったのはやっぱりうれしいわけだ。

 

2.同時に感じた安倍政権の広報のうまさ


同時に、うまいな~って感じも。
この動画だけ見ると、安倍さんが首相就任の際に、「ネット選挙解禁を目指す」って言ったことに呼応して、OneVoiceが動き出したようにも見えなくもないし。
そもそも、安倍さんの後押しをしようって意図はなかったわけで。

なんか釈然としないとこもありながら。
まあ互いにうまく使い使われつつだろうなと。

実際安倍政権になってからのスピード感はやばかったもん。
これ、民主党が政権与党時代にやっとけば少しはプラス要素として残ったのにと思ってしまう。


まとめ

この安倍さんの動画を楽観的に読み替えて、
「ネット選挙解禁を目指した党派を超えた各推進議員の後押しになった」
ってことを代表していってくれたんだろうって理解にしておく。

新たな選挙運動のツールとしての「インターネット」
これにひきつづき注目するけど、
投票先は「ツール」じゃなくて「コンテンツ」。つまりは政策や候補者などで決めるよ。



OneVoiceCampaignの活動についてはこちら
 

良いことは良いと評価するネット文化を ~One Voice Campaignスタッフがネット選挙運動解禁に思う事~

 

2013年6月22日土曜日

都議選で投票先を決める3つの基準

明日23日は東京都議会議員選挙の投票日



とはいえ、そもそも都の政治状況や政策状況なんか知らない。
立候補している人から一人選ぶなんて難しい。

そんな人向けに、3つの判断基準を上げてみました。

まずは以下のサイトから自分の選挙区の全立候補者のHPを開いてください。




そして、各候補者のサイトを以下の3つの基準で見てみてください。

1:「政策」のページにきちんと東京都に関する政策が書かれているか。

この選挙は東京都議会議員を選ぶ選挙。
ということで、国の政治・政策や、その選挙区だけの話ばかりが書かれている候補者は違うなと。

例:国政に関するもの:TPP 憲法など
  選挙区だけのもの:○○区の安全のためになど

もちろん、これらの政策を書いていけないわけではない。
しかし、これらの政策が「東京都」の政策より前面に来ていては何のための都議会か



2:プロフィールの政治活動歴を見る 

都議会議員に立候補する人、結構他の選挙の落選組が多い。
たとえば区長にチャレンジして落選した人。衆議院選挙に出て落選した人。

都知事への立候補であれば、同じ東京都の話だろうが、
区長・国会議員は、都議会とは政治の守備範囲も異なる。

こういう人は、また機会があれば都議をやめてこれらの選挙に出る可能性も高い。



3: プロフィールの年齢で判断

1・2を経ても決まらない場合は、もう年齢で。
若い人に託したほうがいい。
フローレンスの駒崎さんもブログで書かれていたけど、
都議会議員の平均年齢は五三・九歳。

年齢高過ぎ。
若い人に託してみよう!!
政治家を育てるっていう概念も必要。


投票行こう~~

2013年6月2日日曜日

投票率向上を放棄する自治体が、今年の参院選にも

参院選投票終了、2時間繰り上げる諫早市 


出た信じられない自治体。


 長崎県諫早市選管は5月31日、今夏の参院選から、同市内の投票所での投票終了時間を従来の午後8時から、2時間繰り上げて午後6時までにすると発表した。

いや、もうこういうことを自治体自体がやっちゃうともうどうしようもない・・・
投票の機会を減らし、投票のハードルをあげるってこと。

なんで??
記事によると言い分はこう


開票時間も早め、人件費など約200万円の経費削減が図れる

うん、、、、。。。。。。

いや、今後6年間どうせ同じ議員なんだから、その開票結果が分かるのが1時間・2時間変わったとこで何??
なんなら次の日に出てもな~~~~~~~~~~んにも日本に影響ねえよ。
候補者がやきもきする時間が増えるぐらい。

だから開票時間早めるなんて、そっち側の勝手な論理。
※各選挙管理委員会は開票時間の短縮に血眼です。隣の市より数分早いとかを結構マジで競ってます・・・・


人件費削減。うん、大事!!
で、それならどうして朝も1時間遅くしたりせずに夜だけ??
若者は普通夜行くぞ!朝7時に誰が選挙行くか。
いや、せめて 朝1時間繰り下げ、夜1時間繰り上げならまだわかるんだが・・・


で、なんと18時~20時に投票に行く人は

午後6時から同8時までの間に投票する人は、全投票者数の7~8%おり、
だと!!
え、じゃあ物凄い単純に考えると7,8%の人を捨てた。
投票率で??


あ~もうまじ勘弁してくれ。。。

去年群馬知事選で県内の全自治体で投票時間繰り上げってくそなこと
(参考: 群馬知事選、全自治体で投票終了時間繰り上げ)
があったけど、
まさかそれを上回る2時間とか。。。。


 投票日は7月21日・・・・
投票行こうね。

諫早市の自治体の方、なんなら無料で投票立会人と開票係やりますよ。

※表現少し修正。