2019年1月20日日曜日

教育の「無償化」の前に、困難な家庭環境のお子さんへの支援が必要では

今日は県北の津山市に行かせていただきました。
父の地元である津山市。私もひいおばあちゃん関係の、津山市の三井産婦人科で「おぎゃあ」と生まれました。
小学校のころよく祖父と言っていた駅前の映画館がすでになくなっていることは、悲しいですが、風情と自然の豊かな良い街です。

さて、今日は教育の話をお聞きすることが多かった。
学力テスト結果を学校評価につなげることについて。
すでに小学校から始まっている道徳の教科化について。
などなどです。

私自身も、教育には思い入れがあります。18歳選挙権を契機に、主権者教育を広めていくために様々な活動をしてきました。
文部科学省・総務省が共同で作成した高校生向けの政治参画に関する副教材執筆委員に入り、全国約90の中高で出前授業を行い、シティズンシップ教育の推進なども進めてきました。
私のこれまでの活動についての詳しくは、またの機会に書きます。


教育はすごく大事です。
資源がなく、広い国土もない中で日本の大きな強みは人。
学校教育だけでなく、地域・家庭との連携が大事ですし、また大人になってからでも常に学び続ける環境が広がることも必要です。

近年、「無償化」「奨学金」などいろいろと注目をされてきている分野かなと思います。
政治が教育、特に小中高での教育に関して大事にしなければならないことは、「家庭状況による違いを減らし、社会へ出るまでの力を蓄えること」です。
家庭の年収や地域などによって、一度きりしかない貴重な少年青年期の学びが変わってはいけない。

しかし、残念ながら現状は大きく違います。
これまでの全国学力テストの結果によれば、明確に世帯収入と学力の関係があります。

2019年1月19日土曜日

「お付き合い力」をたかめる

今日午前は、東京のチームとのオンライン会議から。出馬会見後のこの3日間の動きを共有し、戦略を少し考えました。

その後、午後からは福武教育文化振興財団フォーラムへ参加。
昨年は教育をテーマとして登壇者として参加したことが懐かしいです。
昨年の様子はこちら →#20 フォーラム Vol.7 トークセッション

今年のテーマは「災害」と「文化」のいま、むかし、これから。

昨年7月の西日本豪雨の被害の状況や、被災者・被災地の現状を聞き、改めて胸が痛む。
僕も発災2日後と1週間後の2回だけですがボランティアに入らせていただき、また微力ながら東京で募金集めなどをしたことを思い出します。

様々な議論の中で、岡山NPOセンターの石原さんの話に共感しました。
発災直後から本当に精力的に動き、人や団体をつなぎ、支援体制を整え、走り続けてこられた方です。




「お付き合い力」について話をされていました。

2019年1月18日金曜日

岡山でおじいさんから聞いた話。オレオレ詐欺と再犯率について

夏の参議院選挙へ立候補表明をしてから2日目が終わりました。
立候補の際の様子はこちらから


活動2日目の今日は。
午前中はパソコンを買いに岡山駅前のビックカメラへ。
急ぎで店頭に売っていたものを購入。
(実は、記者会見直後に3年間愛用していたパソコンがうんともすんとも言わなくなりました。)

その後、岡山市南区藤田の辺りへ。
実は、私の母が旧児島群の灘崎町出身。そして祖父祖母ともに教師をしていました。
その関係で私も小学校のころからお世話になっている方を何人か訪問しました。

昼ごはんは訪問先の一つでもある「パチャマンカ」へ
おいしい鶏肉料理を食べることができます。なぜなら、お店のすぐ隣が工場で、捌きたての鶏肉料理を食べることができるんです!
かわいがってもらってきた近隣の方も来てくださり、1時間ほど話をさせてもらいました。
また、室内用ポスターやチラシももらっていただきました。




ランチをたべながら、お話を聞いていた中で、記憶に残った話は「オレオレ詐欺」について。
80歳を間近に迎えたおじいさんからのお話。
「本当、オレオレ詐欺はなんとかせんといかん。逮捕されても出所したらすぐに同様の罪を犯すんじゃないのか」とのこと。
そして、若い人が多くかかわっているのではと話をされていました。

オレオレ詐欺の件数や被害額についてももちろん気になるところですが、その後盛り上がったのは再犯率についてのこと。
実は私の知り合いの若手弁護士の方で、「再犯防止」を研究され、現状の再犯防止策へ問題提起を投げかけている方がいます。

刑務所は罪を罰するためにあるのではなく、罪を犯した人が更生し、出所後に社会で暮らすことができるような準備をするための場所であると。
しかしながら日本の刑務所や出所後の支援は、その目的に合っていないのではないかと気になっています。

少し調べてみたらこのような記事を見つけました。

夏の参議院選挙に、立憲民主党公認で地元岡山選挙区より立候補いたします。

【参議院選挙に立候補表明しました】
今年夏に行われる参議院選挙に、立憲民主党公認で地元岡山選挙区より立候補することを表明しました。
1月16日に立憲民主党枝野代表が来岡され、岡山県連の高井代表とともに記者会見に臨みました。
また、記者会見の前にスライドを使ったプレゼン形式で私の思いを25分ほど語らせていただきました。

会場には平日の昼間にもかかわらず多くの人が集まってくださいました。立ち見の方や会場に入ることができなかった方もいるとお聴きしております。申し訳ありませんでした。

これまでよりよい社会を作ろうと精力的に活動をされ、立憲民主党を支えてくださっている皆さん。そして、岡山で社会のために様々な取り組みをされている私の友人や仲間も多く来てくださいました。



誰もがこれからを語りたくなる社会」を実現します。
1:若い世代の力を強めること
2:社会を思うすべての人の力を活かすこと
3:「できない」と決めつけず打開策を探し続けること
この3つが私の政治理念です。

市民の声を聞き、政治を行うべく立憲民主党公認として歩みを始めました。
また、新しい政治を作ることに共感をしてくださるすべての皆様と共に、勝利を目指して戦っていきたいです。
平成の次の時代が始まる今、私と一緒に新しい社会を作りましょう!
その動きの先頭に私が立ちます!!



#新しい時代に新しい政治を
#ハラケン選挙

https://haradakensuke.jp/ 

2019年1月1日火曜日

2019年のスタートにあたって。冷静な狂気を

明けましておめでとうございます。
2019年もどうぞよろしくお願いいたします。

2018年もあっという間に終わりました。
2月の結婚式・披露宴。多くの人に支えられてきた人生と再確認し、感謝です。
6月のロシアワールドカップ。色んな感情とともに日本代表の戦いを見届けました。
7月には地元岡山でのまさかの大災害。東京からほとんど何もできませんでしたが・・・
9月にはスイスでの国際フォーラムに参加。世界中の同世代から多大な刺激をうけた。(ダボス会議主催のWorld Economic ForumのU-33コミュニティの東京代表として)
11月にはYouthCreate退任予告を公開。今月中には、設立以来7年務めたYouthCreate代表理事を退任。一区切りです。
その他にも並べ挙げればきりがありません。


さて、今年の抱負、というか心持ちを簡単に書いておきます。
平成が終わり、新たな元号がやってくるというのは色々と考えさせられます。
昭和61年生まれではありますが、当然記憶に残っているの平成の時代だけです。
次の元号の時代で、自分は何をやっていくことができるのか。

2019年の行動指針のキーワードとして「冷静な狂気」を考えています。

人口減少・少子高齢化社会が進んでいくという、社会構造の大きな変化の中に日本はあります。
明治維新以降、人口の増加が日本の発展の1つの大きな要素になっていました。
それが全く逆の人口減少・少子高齢化社会になっています。
このような変化に対応し社会を作っていくためには、ある種の「狂気」が必要なのではないかと思います。
現状の、常識・慣習・しがらみ・体制にとらわれずに、「社会を新しく作っていく!」という強い信念をもち、周囲を巻き込みながら進めていく。
そのために、平常の熱意ではなく、「冷静な狂気」をまとい熱を伝播させていくことが求められます。昨年、尊敬をしておりお世話になっているとある方との話の中で、この話になり大いにしっくりきました。

日本社会の特質は、「定まったものを続けていくことの巧みさ」ではないのかと考えています。もちろん、続けていくためには維持ではなく常に改善・変更を行う必要があります。
この最たるものが”江戸時代”ではないでしょうか?300年にわたり、明確な外敵がいないにも関わらず1つの国としてまとまり、一定の繁栄を作ってきた。逆から見れば、当時の世界のトレンドであった領土を拡張することによる、富の増やし方ではなく国を豊かにしてきた。もちろん、身分の区別・藩体制の違いなどはあり、全員が平等というわけではありませんでしたが。

しかし、今の日本は特質である「定まったものを続けていく」ではなく、「社会を新しくつくっていく!」ことが必要な状況だと思っています。
そのためには「狂気」が必要だと思っています。

その他にも、「信頼」「自由」あたりをテーマにしていこうと思っています。
個々人の想いや能力を「信頼」し、どんどん「自由」にチャレンジ・思考錯誤ができる環境を作るってすごく大事だと思っています。
そのあたりも、またあらためて書きます。

いずれにせよ今年もどうぞよろしくお願いいたします!