大方の予想通りスペインが、4-0とイタリアを下し、貫禄の優勝。
試合中にキエッリーニとモッタが負傷してしまい、後半の早い段階から10人で戦わざるを得なくなった不運もあった。
でも、やっぱり決勝に限って言えばスペインの圧倒的な強さ。
決勝にコンディションのピークを持ってくるように調整してたのかといわんばかり。
国内組の強さ
この決勝戦、バルサ対ユベントスなんて呼ばれもした。確かにスペインは先発に
ピケ シャビ イニエスタ セスク プスケツ の5人のバルサ勢 (バルサ移籍が決まったアルバをいれいれば7人)
対するイタリアは
ブッフォン キエッリーニ バルザーリ ボヌッチ マルキージオ ピルロの6人のユベントス勢
さらに実は両チームともスタメンの内、10人の選手が国内のクラブでプレーしている。
国内組じゃないのは両チームともマンCの選手だがw
確かに、スペインはバルサ・レアルの2強を筆頭にヨーロッパの舞台で強さを見せるクラブが多く、
選手が自国リーグに留まっているのも当然。
対してイタリアは、ユベントスだけでなくミラノの両雄・ローマ勢ともにヨーロッパの舞台で活躍しているとはいえない。
それでも、ユベントス勢を中心に多くの選手が国内に。
準決勝で敗退したドイツもそういえば国内組が多い。
だいたいがバイエルンとドルトムント
となると、なにやら国内組が多い国。さらにいえば同一チームから多くの選手を排出しているチームが強いってことか。
練習の時間を多く割けない、代表だけに互いのコンビネーションがわかりやすいチーム構成にしてる?
そういえば、オリンピック代表のオーバーエージに徳永が選ばれたのも、
権田とおなじくFC東京に所属しているからとか。
となると、今後、オランダ・フランスあたりは厳しくなるのかな。
でも、イングランドはもっと強くてもしかるべきのような気も。
なんにせよ、2年後には、ということはあっという間にW杯。
その時を楽しみにしていよう。
ちなみに個人的にお気に入りのゴールは
チェコ戦のクリロナのゴール。
後ろから長い距離を走ってきた選手が、頑張ってクロス上げて、
クリロナがいち早く、落下点を見極めてダイビングヘッド!!
良かった。
至福の3週間だった。