2017年10月10日火曜日

選挙に関するプログラムの無償公開を決めた3つの理由。ぜひ利用を!

【プログラムやワークシートを無償公開しています】

衆議院選挙は10日が公示日。選挙戦がスタートする。

自分は、解散が決まったときから「コミュニケーション」を大事にする選挙にしたいと思ってきた。衆議院の解散に、各政党の変遷などにより選挙や政治へ意識をむける人は多いだろうが、一瞬で終わりとなる人も多いのだと思う。
そうならないためにも、選挙のことを友達やクラスや家族で話をできる状況を作りたい。

詳細な思いに関してはこちら→
年中夢求 ハラケンのブログ: コミュニケーションする選挙にしたい

コミュニケーションのきっかけとするためにプログラムやワークシートを無償公開中。
自分が代表を務めるNPO法人YouthCreateのものだけではなく、現役の高校の先生主権者教育を実践している他の団体にも協力をお願いし、快諾をいただいている。

ワークシートのダウンロードはこちらから

【プログラムの公開を行う理由①:学校の先生に届いてほしい】

18歳選挙権への変化を契機とし、高校を中心とする学校での主権者教育(政治や選挙に関する教育)ががらりと変わった。端的に言えば「積極的にやりましょう」という方向になった。
2015年度には9割以上の高校で主権者教育が実施されたとの調査もある(文部科学省)
しかし、その中身を見ると、仕組みを教える段階で止まっているものも多い。
2016年度・2017年度と少しずつ、現実の政治に関する授業が増えてきているようではあるが、まだまだ「仕組み」を習って終わりになっている。
しかし、学校の先生がたも新たな授業をやりたがっている方も多いことも知っています。
でも、授業研究の時間がなかったり、身の回りの先生からヒントをもらえなかったりで結局できていないこともあります。
そんな先生方になんらかの役に立つものとなっていればと思います。
ドンドン参考にしていただければ幸いです。


【プログラムの公開を行う理由②:身近な人と話すきっかけづくり】

NPO法人YouthCreateではこの2年間で延べ80校の学校で出前授業を行わせていただき、15000人の学生が政治や自分の街や選挙について考える機会を作ってきた。
授業の冒頭は「え~、政治の話か。。。難しそうだし関係ないや。」といったような反応を表す生徒もいる。しかし、授業の導入から進行やグループワークなどを行っていくにつれて、生徒はドンドンのってくる。政治に関する話をしてみることを楽しんでくれる。

また、これは大人や家族でも一緒だと思う。普段同僚・友達や家族と政治の話をする人はあまりいないかもしれない。社会人向けのワークショップもやっているが、話すと楽しいし学びもある事を実感してくれる。

もちろん、楽しいだけではなく、難しかったりモヤモヤしたり、場合によれば考えの違いにびっくりすることもある。
それでも、一人で悶々と新聞を読みニュースを検索するよりは、絶対に楽しい。政治関係の講演やイベントで学ぶのも悪くないけど、日常ではない。
日常の中で、身近な人と政治を話しだしてほしい。
公開したプログラムを進めながら、話をするきっかけとしてもらえればと思っています!!

【プログラムの無償公開を行う理由③:だって社会に必要だと思っているから】

2017年10月5日木曜日

コミュニケーションする選挙にしたい

10月22日投開票の衆議院選挙までは、あっという間に時が過ぎそう。
安倍首相が解散総選挙を宣言してから今までもあっという間だった。
そして、主に野党を中心に政党の変遷が目まぐるしい。
なにより、この文章を書いている10月4日夕方現在、まだ各党の選挙公約は出そろっていない。

この状況にモヤモヤする。そして正直なところイライラもする。
「政治は”あっちのほう”で行われているものじゃなくて、あなたたちが主役なんだよ」って高校生に伝えてきた。
でも、主権者である僕ら市民が置いて行かれている。特定の政党や政治家に対しての想いではなく、政治全体に対して思う。

主役であり続けるためには「コミュニケーション」を大事にしたい。
選挙にあたっての疑問や感情をぜひ周りの人と伝えあってほしい。
政党・政策・候補者について思うことを話し合ってほしい。
この状況について賛成な人も、反対な人も、モヤモヤな人も。
政治について、一人でニュースを見てること、SNSに書き込んでいることだけではやっぱりもったいない。
一人じゃなくて、複数で話をするから、楽しいし新たな発見があるし共感・反論が出てくる。
コミュニケーションすることこそが民主主義社会の強みだと思う。

政治関係者にもぜひともコミュニケーションをしてもらいたい。
自分の政策信念をもとに市民と双方向のやりとりをしてほしい。
対抗馬としっかりとした政策の議論をしてほしい。
間違っても、街頭演説がコミュニケーションだなんて思わないでほしい。
あれは、ただの情報発信。
SNSで市民からの質問に答えてほしいし、討論会のような機会には積極的に参加してほしい。

「投票にいこう」とは言えないんだけど、選挙を他人事にしないほうが良いかなと。

そしてYouthCreateとしても微力ではあるがコミュニケーションにつながる場や情報を作っていきます。

詳細は↓↓↓


2017年9月26日火曜日

岡山大学:教育と民主主義受講生募集!

昨年度から岡山大学の非常勤講師をさせてもらっています。
月2回という変則な授業。
10人前後の多様な学部・学年の学生のみなさんと、岩淵先生と楽しんでやっています!

3ターム目のテーマは「教育と民主主義」
政治や市民参加に関心のある人だけではなく、教育関係の皆さんにもぜひお越しあれ!!
(単位いらないけど関心あるって方のもぐりももちろんOK!)
また、他大学の方も大学コンソーシアムでの授業なので、単位がつくはず。
講義名は 実践デモクラティックラーニング
講義番号は 912064
月曜日 1620~1830 (月2回)

せっかくのタイミングなので、授業内では総選挙にあたっての教育などに関しても話す予定です。

また、これまでの授業内容の一部を記事にしていますので参照ください。
実践デモクラティックラーニング(1) 街を起点とし、民主主義を考え実践する岡山大学での授業|原田謙介|日経カレッジカフェ | 大学生のためのキャリア支援メディア




結局有権者は選挙の時も自由ではなく奴隷なのか?!

安倍首相が先ほど解散にあたっての会見を行った。
解散総選挙へと踏み切った理由として以下のように述べている。

ツケを未来の世代に回すようなことがあってはならない。「人づくり革命」を力強く進めていくためには、その安定財源として、再来年10月に予定される消費税率10%への引き上げによる財源を活用しなければならないと私は判断いたしました。
有権者の一人として、非有権者(17歳以下やまだ生まれてきていない人たち)に恥じない選挙への関わり方をしたいと思う。

【消費税が”争点”の選挙が続く】

前回の選挙の際と合わせて消費税増税分の使途に関して振り返る。
2014年11月に、17年4月まで1年半増税延期すると表明

2014年12月の衆議院選で自公が勝利

2016年6月に増税再延期を表明

2016年7月の参議院選挙にて自公が勝利

2016年11月に増税の時期の再延期やその際の軽減税率の導入が国会で決定

2017年9月25日 増税の際の使途の変更を表明

消費税増税に関しての内容の変更なので、国民に信を問うというわけだ。
過去2回の安部首相時代の国政選挙と似たような枠組みだ。
もともとは、増税分の多くは財政健全化のために使うと示していたものを全世代型の社会保障に使うということだ。

【消費税に関する変更を問うことが選挙なのか!?】

しかし消費税に関する変更を問うことが選挙なのか?
選挙は、直前の選挙からの期間の評価と、今後の国の展望に関して有権者が判断する機会だ。
急な解散により野党はおろか与党の中でも政策がまとまっていないようである。

国民の皆様の支持をいただき、新しい経済政策パッケージを年内に取りまとめる考えであります。
と安倍首相自身もこのように述べている。
本来なら、このような政策パッケージが国会の中で一定程度の議論をされ、与野党の違いや政策の長短が明らかになったうえで、選挙になるべきではないのか!?
あるいは、出された公約についてせめて選挙戦の中で議論がされるべきではないのか!?

しかしながら、今年の国会を振り返ってみても、森友・加計問題のような話ばかりで、国家の将来を論じるような論争が十分にあったとは思えない。
すくなくとも自分の記憶には残っていない。


【やはり、選挙の時も主人は政治家であり、有権者は自由ではない】

ルソーが社会契約論の中で以下のように述べている
イギリス人民は、自分たちは自由だと思っているが、それは大間違いである。
彼らが自由なのは、議員を選挙するあいだだけのことで、議員が選ばれてしまうと、彼らは奴隷となり、何ものでもなくなる。
しかしどうだろう?論争のないままの解散。そして解散を機に離合集散が繰り返される政党・政治家。
有権者は選挙の時も決して自由ではない。受身でただただ決められた時期に、提示された選択肢の中から一つを選ぶことしかできない。

自分は、選挙以外の政治参加の必要性をかねて訴えてきている。
もちろん、選挙の際に投票することは民主主義において、重要だが「民主主義=選挙制度・多数決」では決してない。
「話し合い・議論」「多様な意見が議論の場に載ること」。そんなことが今の日本の選挙戦においては見受けられない。

【今後の各党の公約と論争を注目したい】

ぜひ、各党には一日でも早く自党の政策をだしていただき、他党との違いを積極的に論じていっていただきたい。
自分は、少しでも多くの論点が生まれ、その論点が有権者に届くようにやっていきます。
何もわからないまま「投票にいこう」ってのは言いたくない。

2017年8月23日水曜日

総務省より「主権者教育アドバイザー」に任命いただきました

【全国の首長、自治体職員の皆さんへ】
総務省より「主権者教育アドバイザー」という肩書!?をいただきました。
今年度よりの新設の役割りです。


各自治体が行う主権者を育てる施策について一緒に策定・実施を行っていきます。
単発だけでなく計画づくりや部署を超えた連係なんかまで踏み込めるものかと思っています。

「選挙管理委員会が単発で啓発企画を行う。」
とか
「とりあえず出前授業を1回やってみる。」
を超えた重層的な取り組みを作っていければと思います。

関心ある方は総務省に問い合わせてみてください!!
費用は総務省が持ってくれるようですw

色んな自治体とご一緒できれば幸いです。

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