2012年12月6日木曜日

ネット上の政党の広告やHPなど更新のからくり


ネット上の政党の広告やHPなど更新のからくり


~12年衆議院選①~


今日から衆議院選投票日までがんばって毎日書きますぜ!


初回の今回はOneVoiceCampaignの活動ともあわせて、ネットでの政党の広告について。



<たびたび目にするネット上の政党の広告>

解散後ちょくちょくネット上で各政党の広告をみるようになった
って人いません?


たとえば、FBの右のバナーのところに最近はしょっちゅう政党のページリンクバナーが現れる。

Youtubeの冒頭に政党の動画広告が入る。

検索サイトのトップバナーに政党のバナーが入る。
とか


これ、これから16日の投票まで引き続きよく見ることになるで。


なんで?って、そりゃ選挙までに多くの有権者にアピールしたいから。



<”禁止”されているとかいうネット選挙運動じゃないのか?>
おい、まてよそれはOneVoiceで解禁を目指しているネット選挙運動にあたって
違法なんじゃないか?
って。

違法じゃないんです。
これは「ネット選挙運動」ではなくて、「ネットを使った政治運動」。

どういうことかっていうと、選挙の当選や票の獲得を目指した「選挙運動」ではなくて、自民党っていう政党が常に行なっている政治的な活動ってこと。

候補者個人今回の選挙のためにやってるんじゃなくて、政党日頃と同様政党の理念や政策を有権者にひろげるためにやっている活動ってこと。

別にこれも公選法に書いてあるんじゃなくて、各政党が勝手に解釈していつの間にかやっていいことになってるって状況。

だから、各党もHPは更新するし、公式のツイッターはつぶやくしぜと。




<となるとどうなるか?>
政党のHPなどの更新は、各政党ががんばるとして、

検索サイトへのバナーなんかはお金があるとこが強い。

結局はそれだけの広告料を払える政党が有利になるっていう、「金が全て」状況を産むことになる。

公職選挙法の本分である、「お金持ちかどうかに限らず公平に!」
って話はどこへ・・・



<”ネット選挙運動解禁”は解禁だけじゃない>
俺がOneVoiceで訴えているネット選挙運動解禁の中には、じつはこれらの不具合の解消のためのルール作りの要素も入れている。

選挙期間中の政党のネット広告の上限も、一緒に定める。

こうやって、お金に限らず公平に選挙が行われるように
進めていきたい。


<ちなみに>
今回は国政選挙ではじめて、各候補者の選挙公報のWeb掲載が許可された選挙。
みなさんも自治体の選挙管理委員会のHPから候補者の選挙公報を見てみて。




12月5日現在、投票まであと11日。




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