2013年10月3日木曜日

税と政治への意識の関連性

来年4月からの消費税増税が決まった。3%増の8%になるってことで、過去最大の上がり幅。

増税への賛否・その税の使い道・法人税引き下げなど関連した税制変化など色々と議論は尽きないようで。
そこらに対してものを言うつもりはなくて。(使い道は全額社会保障へだとおもうけど)
税金のあり方と政治への関心度についてなんとなく書いてみます。

税金とは

そもそも税金を払うことは国民の3大義務の1つ。
日本国憲法30
国民は、法律めるところにより、納税義務ふ。」
とあります。勤労・教育とならび国民の3大義務の1つ 。

また、税があるから公共サービスや公共施設が存在できる。
税がどのようにどれぐらい払われ、どのようにどれぐらい使われているのか。
この両方がポイント。

税金への関心


でも、その税金について普通の人たちが強く関心をもつことはあんまりないと思う。

サラリーマンの方であれば「手取り」という形で給料はもらい、年間に何円給料から税金を払っているかわからないと思う。社会保険料とかをあわせて、給料から何円引かれたかはわかっても税金としてとなると曖昧だと思う。

さらには税金がどこに(国・地方)どれぐらい払われているか、どう使われているかとなると知らない人が多いだろう。
(ちなみに現在の消費税は国に2.82%地方に2.12%)

今回議論になっている消費税以外にも、所得税・相続税・法人税など色々と税はある。
でも、今回の議論の盛り上がりなどを考えると、やっぱり消費税が一番身近で関心の高い税だろう。

つまり今は税金への関心が限りなく高くなっている時。


税金への関心から政治への関心へ
ならば、この関心を政治への関心へつなげたい。
つまりは払った税金・増税される消費税がどう使われるのか。
払わなくて良くなった税金・減税される法人税などがどう埋め合わせされるのか。

ここにしっかりと着目する必要があるし、そうする人が増えてるんじゃないかな。

「いっぱいお金払ってんだからしっかりやれよ!」となる。

税が高いことも、北欧の国の投票率が高い要因になっているような気もするし。
デンマークは消費税が25%。所得に対する税負担率は50%~70%。
投票率は投票率:82%~88%  特定非営利活動法人 デンマークの食と暮らし研究所

というわけで
この大きな政治の論点を、政治参画に活かせないものかと考えている。

ちなみに消費税の内税表示も税を払っている感覚をなくす要因じゃないかなとも思ってる。