2014年6月20日金曜日

国立オリンピック”青少年”総合センター」運営に垣間見る意識の古さ

オリセンに青少年関連の研修で今日から日曜日まで缶詰なわけです。

「国立オリンピック青少年総合センター」、通称「オリセン」
学生団体や会社の研修なんかでこの施設を使ったことがある人も多いと思う。

自分自身は宿泊を伴った利用は今回が2回目で、あとは数回会議やイベントで利用したことがあるぐらい。

青少年施設なのに無料Wi-Fiなし

来るたびに思うのが、「Wi-Fiがとんでない・・・」ってこと。
さらに、市販のWi-Fiルータ的な奴の電波もかなり悪い。
(自分はもっていないのだが、持っている人はみんなくちを揃えてそういう)

いまは、24時間で500円払って、有料のWi-Fiの申し込みをしてネットを使ってる。

いまどき高校生でも会議の時とかには調べものやら、議事録の共有やら、
外部との連絡やらで当然のようにパソコン(もちろんインターネットにつながってる)を使う。

なのに、”青少年”を標榜しているこの施設ではWi-Fiなし・・・
ぜんぜん、、”青少年”向けじゃない…


行政・青少年双方の考えが古い日本

ヨーロッパなんかは、青少年向けの施設の運営には若者が関わるのも当然。
だって、青少年自身がどのような使い方がしたいのかを一番わかるはずだから。
オリセンの運営に若者がかかわるシーンがあるのだろうか?
運営とまではいかなくても意見を発することができる仕組みがあるのだろうか?
HPを見た限りではない。

青少年自身も、施設の設備や運営に対してもっと意見を発すればいいのに。
毎週会議で使用したり、長期休暇のたびに合宿をしている団体も少なくないだろう。
改善してほしいことや、新しいアイデアがあるならいえばいいのに。

不満に思われながら使われる。
不満を持ちながら使う。
この関係もったいないよ。

子ども若も育成支援推進法を基に平成22年に策定された、「子ども若者ビジョン」には
●社会を構成する重要な「主体」として尊重
 と書かれている。

行政側・若者側の意識が変わり、
若者が「主体」となる青少年政策がすすめられてほしい。
そのために自分自身も活動を続けます。